さくらインターネットで構築したWordPressのSSLプラグインで301転送設定が大変なことになった

さくらインターネットで構築した WordPress の SSL プラグインで301転送が大変なことになりました。

サイトが見られなくなった

WordPress 5.4から導入された「サイトヘルス」機能で、「301 .htaccess リダイレクトが無効です。」という改善が出ていたので、使用していたプラグイン「Really Simple SSL」の設定画面で「301 .htaccess リダイレクトを有効化」をオンにしました。

その時はちゃんとサイトも見ることが出来て、大丈夫だったのですが、翌日…。

まず起こったのは、サイトにアクセスすると「転送設定が間違っています」というエラーが出て、サイトが閲覧できなくなるという現象です。

真っ先に疑ったのは前日に設定したSSLの設定。管理画面にはログインできたので、「301 .htaccess リダイレクトを有効化」をオフにしました。

すると、サイトは正常に表示されました。

再びオンにしても特に問題なく、翌日にも正常でした。

2つ目の WordPress サイトが見られなくなった

1つのドメインに複数の WordPress をインストールしている場合、ルートに設置している WordPress 以外の WordPress サイトが閲覧できなくなりました。

というのも、下層 WordPress サイトへアクセスすると、ドメイントップへ転送されてしまうのです。

また、下層 WordPress のログイン画面を開いても、ドメインルート WordPress のログイン画面に転送されてしまいました。

もう何がなんだか分からないけど、怖いのでSSLのプラグインを変更することに…!

さくらインターネット公式の SSL プラグイン

さくらインターネットで構築した WordPress を常時SSL化する場合、さくらインターネット公式のプラグイン「SAKURA RS WP SSL」が提供されています。

インストール

まずはプラグイン検索画面から「SAKURA RS WP SSL」を検索し、インストール、有効化します。

チェックを入れる

設定 > SAKURA RS WP SSL を開くと、2つのチェックボックスが表示されます。

1.SSL導入しているかどうか
2.https〜でアクセスできるかどうか

2つともにチェックを入れたら、「SSL 化の実行」をクリックします。

PHPのバージョン

「SAKURA RS WP SSL」は、PHP バージョン5.6、7.0以上でのみ動作します。

バージョンが違う・ PHP バージョンが上手く上げられない場合はこちらの記事も参考にしてみてください。

さくらインターネットでPHPのバージョンをディレクトリ毎に変更してみたら、できた!

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