会社員から会社員に転職したはなし

わたしは今年、会社員から会社員へ転職をした。
理由はいくつかある。

残業がきつい

どこの会社でも、残業はそれなりにあると思う。わたしも、社会人になるうえでそれは覚悟していた。大学の時は好きなように時間を使っていたが、社会人になると生活の半分以上は仕事だ。

ただ、前の会社では「耐えられない」残業が続いた。最初は、みんな頑張ってるし、わたしだけじゃないし、下っ端のわたしが頑張らないと、という気持ちと、残業ができるほど仕事ができるようになったのだ、と前向きに捉え、必死に食らいついていた。

その会社おかしいよ。周りに言われるまで気づかなかった。他の会社を見たことがないから。みんなそうだと思っていた。

でも、気づいた。こんなに働く意味は?残業代もろくにもらえないのに?
友人が仕事終わりに◯◯をした、◯◯に行った、と聞くたびに意味がわからなかった。わたしの場合は、仕事が終わったらもう深夜だったから。

 

自分の時間がほしい

そう思った。

朝起きて、8:10からラジオ体操・朝礼、残業して深夜に帰ったら夕飯を食べてお風呂に入ってすぐ寝る。

自分の時間なんてなかった。

今では、平日の仕事終わりにプールへ行ったり、所属している社会人野球チームの平日練習へ参加したり、飲みに行ったり。平日に自由な時間があることがこんなにも充実しているとは・・・。

 

体調面

病院へ行くことが増えた。
2年半を過ぎたあたりからもともと持病であった偏頭痛が悪化した。

脳神経外科へ行き、薬との付き合いが始まった。偏頭痛の回数を減らす予防薬と、頭痛が起こったらすぐに飲めと言われたロキソニン。予防薬は、最初は軽いものだったが、飲んでも頭痛の回数が減らない(週に2,3回、それと閃輝暗点という症状もあった)ため、だんだん強い薬になり、先生からは「この薬を飲んでる間は絶対に妊娠してはいけないよ」と言われた。デパケンという、主にてんかん患者が服用する薬だった。

今もまだ飲んでいるが、前の会社を退職してからはぴったりと頭痛が止み、もう3ヶ月くらいご無沙汰だ。来週には医師の最終チェックがあり薬がやめられる予定。

 

別の世界を知りたい

大学を卒業して、新卒で前の会社に就職をしたわたしは、そこでの社会人生活しか知らなかった。
正しいとか、間違っているとか、ではなくて、その会社ごとにそれぞれルールがあり、それで成り立っている。

仕事面でも、他の会社ではどうしているんだろう、他の人はどういうやり方をしているんだろう。もっと知りたかったし、挑戦してみたかった。
もちろん、前の会社で学んだこともいっぱいある。前の会社だから学べたこともたくさんあるので、感謝はしている。

前の会社はそれなりに大きい会社だったので、挑戦はしやすかったかもしれない。でも、わたしが自由にあれがやりたい、これがやりたい、とできる環境はなかった。

今の会社では、小さい会社だけどなんでも挑戦させてくれる社長がいて、協力してくれる仲間がいる。
まだ、入社して3ヶ月も経っていないが、そう思える。

 

フリーへの第一歩

フリーでやっていきたい、Webの人になってからしばらくして、そう思うことがあった。
ただ、まだ、自分に自信がない。全部自分でできるわけではないし、仕事をとってこれる気もしないし、まだ自分には力がない。

いろいろな経験を積んで、一人前になりたかった。そういう願いも込めて、今回の転職を選んだ。

「転職」となると、決断するまでは勇気がいる。わたしも、上司に切り出すのにとても緊張した。しかし、わたしが思いを行動に移せたのは、両親の理解と周りの後押し、何より自分の強い意志だった。

行動力は人生を変えると思った。

 

辞めた時のこと

入社して3年が経過したころ、会社の体制も大きく変わり、入社した頃よりも悪化した社内。年末から続く繁忙期は4月になっても終りが見えなかった。

仕事が落ち着くであろう8月頃の退職を目指して、転活をスタートし、上司に退職の意志を伝えたのは6月のことだ。

転活は早々に終わり、次の会社が決まった。平日は難しいだろうから、とわざわざ土曜日に面接をしてくれ、今の会社に採用された時はここしかない、と思った。

8月末に退職するはずだったが有給は消化してくれと言われ、1ヶ月延びることになった。採用された会社にお願いしたところ、翌日に返事があり、待ってもらえることになった。

転職はタイミングだと思った。

 

まとめ

長ったらしく書いたので何が言いたいのかよくわからなくなったが、まとめると、

フリーになるにはまだ早いけど会社は辞めたい!って人は転職したらいい。

ってことです。



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